ひげは剃るとすぐに生えるし、抜いた方が綺麗になる。
ひげは抜かない方がいいて聞くけど、実際どうなの?
肌が綺麗に見えるからと言って、ひげを抜いている人は多いのではないでしょうか?
結論、毛を抜くと肌荒れやトラブルの原因につながります。
理由としては、毛を抜くと同時に皮膚も引っ張られ、肌への負担がかかるからです。
この記事では、ひげを抜くメリット・デメリットに加えて、カミソリ以外のひげ処理方法をご紹介します。
また「ひげがいらない!」そんな方は脱毛するとヒゲ処理が一段と楽になりますよ。
ひげを抜くときれいになるけど、抜いたらダメなの?
ひげを抜くことで肌は一時的にきれいに見えますが、抜くことによるリスクもあります。
抜いたときに毛根周辺の肌が炎症を起こす可能性や、色素沈着が生じる場合があるからです。また、抜いたひげが再成長する際に埋没毛(まいぼつもう)になるリスクも考えられます。
これらの理由から、ひげを抜くことは肌に負担をかける可能性があるため、できるだけ剃るなどの方法をとりましょう。
埋没毛(まいぼつもう)とは、毛穴から毛が出ずに皮膚の中で伸びてしまうことです。毛穴詰まりや、治療が必要になったりします。そのため、毛抜きはできるだけ控えましょう。
ひげを抜くと歯が悪くなる?
ひげを抜くことが直接的に歯に影響を与えることは一般的にはありません。
ただし、抜く際に口を使ったり歯を使ったりすることで筋肉の緊張や歯への負荷がかかることがあるかもしれませんが、直接的な関連性はないとされています。
結論から言ってしまうと、全くの嘘で、どんなにヒゲを抜こうが歯の健康状態には全く影響はありません。
引用元:やまのうち歯科医院
なぜこのような噂話が生まれたのでしょう?
また、似たようなジャンルで髭を伸ばすとヒゲに栄養を取られてしまい、歯が悪くなってしまうという噂話というか、俗説もあるようです。
ひげを抜くとはげるって本当?
一般的に、ひげを抜いただけでは直接的にははげることはありません。
ただし、頻繁な抜毛が毛根や皮膚にダメージを与え、埋没毛(まいぼつもう)や毛包炎(もうほうえん)などの問題を引き起こす可能性があるため、慎重に行うことが重要です。
埋没毛(まいぼつもう)とは、毛穴から毛が出ずに皮膚の中で伸びてしまうことです。毛穴詰まりや、治療が必要になったりします。そのため、毛抜きはできるだけ控えましょう。
ひげ抜きのメリット・デメリットを解説
ひげ抜きについてのメリット・デメリットをご紹介します。
ひげを抜くデメリット5選
まずはひげを抜いくデメリットを5つご紹介します。
- ニキビや毛嚢炎などの肌荒れ・炎症を起こしやすい
- 色素沈着や跡になる可能性がある
- 埋没毛になるリスクがある
- ひげを抜くと濃くなるケースもある
- 血が出る・痛い
1.ニキビや毛嚢炎などの肌荒れ・炎症を起こしやすい
ひげを抜く際に、毛根周辺が刺激され毛穴が詰まってしまうのです。これがニキビや毛嚢炎の発生を促す要因になります。
毛穴が開いた状態で雑菌が侵入することもあり、肌荒れや炎症などを引き起こす可能性が高くなるでしょう。
2.色素沈着や跡になる可能性がある
ひげを抜くことで、色素沈着や跡が残る場合があります。毛を抜いたとき、肌に微小なダメージが生じ、メラニン色素が過剰に生成されることが原因です。
この過程で、肌に暗い斑点や跡ができることがあります。特に暗い肌質の人や日焼けをした肌では、このリスクが高まります。
3.埋没毛になるリスクがある
ひげを抜くと、毛が肌の表面ではなく皮膚の下に成長する埋没毛(まいぼつもう)のリスクが生じます。
埋没毛とは毛が肌の内部で逆に成長する状態で、赤みや腫れ、時には痛みを引き起こすことがあります。抜いた毛穴周辺の肌が再生される際に、毛が正常に成長する方向に戻らないことが原因です。
4.ひげを抜くと濃くなるケースもある!?
ひげを抜いても濃くなることはありません。
ただし、毛を抜くことにより、毛穴が刺激されて、毛が固くなる硬毛化(こうもうか)につながります。毛根が刺激されて成長サイクルが加速し、毛がより太く、濃く見える可能性があります。
また、抜いた毛が一斉に再生されることもあって、密集感が増し、濃く見えるかもしれません。
5.血が出る・痛い
ひげを抜く際に、時には血が出たり、痛みを感じることがあります。
毛を抜くと同時に肌表面や毛根に微小な損傷が生じることが原因です。
痛みの感じ方は人それぞれですが、顔は皮膚が薄く血液が多い部分なため、痛みやすく血が出やすい傾向にあります。
ひげを抜くメリット!
ひげ抜きはおすすめしませんが、メリットもあります。
ここでは、2つのメリットをご紹介します。
- ひげを抜くと薄く・綺麗になる!?
- 抜いた方が生えるのが遅い!?毛根は!
1.ひげを抜くと薄く・綺麗になる!?
ひげを抜くと青ひげが目立たなくなり綺麗に見えます。
綺麗にカミソリで剃っても、毛根は残るため、青ひげは解消されません。
一方、ひげ抜きの場合は、毛根から毛を抜くので剃ったときに比べて、青ひげが目立ちにくい傾向にあります。毛を抜く方の中には、青ひげがを避けるために抜いている方も多いのです。
2.抜いた方が生えるのが遅い!?毛根は!
ひげを抜いた方が、剃るよりも生えるスピードが遅い傾向にあります。
カミソリで剃ると、個人差にもよりますが、1~2日でひげがボーボーの方も少なくありません。抜け方にもよりますが、抜いた場合は根本から生えるまでに時間がかかります。
そのため、剃るよりも生えるスピードが遅く、ひげ処理の手間が減ることもあるでしょう。ただし、根本ではなく途中でちぎれてしまうリスクもあるのでおすすめできません。
また、髭を毛根から抜いても、毛を成長させる製造機(毛乳頭)がなくならない限り生えなくなることはありません。
ひげ処理方法は他にも2つある!自分に合う方法を見つけよう!
ひげ抜きは肌に負担がかかってしまうため、おすすめできません。
ここでは、毛抜きやカミソリ以外のひげ処理方法を2つご紹介します。
自分の肌に合うひげ処理方法を見つけて、毎日のストレスを軽減しましょう。
1.電気シェーバーは肌にやさしい
電気シェーバーのメリット
- 手軽さと速さ
- 肌への負担が少ない
- 長期的なコストの節約
電気シェーバーは持ち運んで使えるため、通勤の車移動中や会社のトイレなどで手軽にひげ処理ができます。
肌への負担も少ないため、カミソリ負けをする方や敏感肌の方にも安心して使えるのが特徴です。
一方で持ち運んで使える反面、バッテリー切れを起こすと使用できなくなってしまいます。充電の手間や電池交換の費用がかかることを覚えておきましょう。
2.脱毛で毎朝のひげ処理をらくらく
脱毛のメリット
- 長期的な効果がある
- 肌へ負担が減る
- 手間と時間の節約
ひげ脱毛は永続的な解決策であり、施術を受けることで長期間のヒゲの成長を抑制できます。
カミソリによる肌へのダメージも軽減でき、肌荒れの悩みも改善できるでしょう。
また、毎日のひげ処理が不要になれば、朝の準備時間が短縮され、手間や時間を節約できます。
ひげ抜きに関する【Q&A】
ひげ抜きについてのよくある質問をわかりやすく解説します。
ひげを抜くことで毛根がなくなるという考えは誤解です。毛根は抜いても完全に除去されずに、通常通り再生します。根本的に毛を除去したい場合は、脱毛などの方法を検討することが重要です。
ひげを抜くことが直接的に歯の健康に影響を与えることは一般的にありません。歯の健康に関連していることとして、ひげを抜く際に口を使ったり、歯を使ったりすることはあるかもしれませんが、直接的な関連性はありません。
顔に使用するのはおすすめしません。
除毛クリームは、毛の主成分であるタンパク質を溶かして除毛します。
その分、肌に負担がかかってしまうため、肌トラブルの原因につながる可能性があります。
一般的に、ひげを抜いただけでは直接的にははげることはありません。ただし、ひげを抜いた部分は希に毛包炎(もうほうえん)や毛嚢炎(もうのうえん)などの炎症を起こす可能性があります。毛抜きは控えるようにしましょう。
ひげ処理後の炎症次第では、オロナインが効果的です。オロナインは傷に効果的なため、カミソリ負けの場合などに使用するとよいでしょう。ただし、炎症が酷くなる場合は、早めの受診がおすすめです。
ひげ処理は肌にダメージ!脱毛でストレスフリー
毛抜きはカミソリに比べて、青ひげが目立たなくなりますが、肌トラブルのリスクを考えるとおすすめはできません。
「ひげはいらない!」そんな方は、ヒゲ脱毛をおすすめします。脱毛直後は肌への負担がかかりますが、カミソリによる肌へのダメージを軽減できるのが特徴です。
自己処理での肌トラブルから解放され、快適でスムーズな生活を手に入れるために、ヒゲ脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。
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「ひげ脱毛について」下記の記事で分かりやすく解説していますよ!